The Terrace 湘南辻堂ができるまで(コンセプト)

ここでは、無事2022年12月に竣工した「The Terrace 湘南辻堂」ができるまでの経緯を追っていき、このデザイナーズ物件がどのようにして出来上がったのかを紹介します。

このプロジェクトにかける我々の価値観やこわだりポイントをその経緯を含めて共有することで、当物件への理解を深めて頂ければ幸いです。

場所の選定

今回のプロジェクトを立ち上げるに当たって、土地の選定は最も重要なポイントでした。やはり「ロケーション、ロケーション、ロケーション」と言われるほど不動産では立地がモノを言います。

都内はもちろん有力な候補だったのですが、我々の理想のデザイナーズアパートメントは「大人の秘密基地」的な付加価値を追求していたので、あえて都内から少し離れた湘南にターゲットを定めました。

都内への通勤県内でありつつも、太平洋に広がる広大なビーチとゆったりとした風が吹く湘南地区は理想的な場所でした。サーフボードをひっかけた自転車が行きかい、街を歩く人々も心なしかリラックスした雰囲気が漂っています。

その中でも「辻堂」は近年の発展が目覚ましい地域で、「湘南テラスモール」という大型ショッピングモールの開設と共に街の活性化が進み、「ARUHI presents 本当に住みやすい街大賞 」では2022年に1位、2023年も5位にランクインするという注目の街です。

ただ、実際に辻堂を歩いてみても湘南の特別感を感じられるマンションやアパートはあまりなく、どちらかというと昔ながらの住宅街とあまり特徴のないアパートが立ち並んでいました。

そんな住宅街の一角に理想的な150坪ほどの土地が見つかったのです。

最初のコンセプト

辻堂駅からフラットで徒歩7分、辻堂海岸にも自転車で10分という理想的な立地を生かすため、最初に決まったのは「都内で働くビジネスパーソンにリモートワークやセカンドハウスを提供する」というコンセプトでした。

そのため、一人で過ごすのに適したミニマルなワンルーム構成としつつも、湘南の空と風を感じることができるようにテラスを贅沢に使えるデザインにして、内部の設備は分譲マンションクラスの上質なものをセレクトすることにしました。

現在出来上がったものと大きく違う点としては、当初のアイディアは「Garden Terrace Apartment」として、屋上にバーベキューやジャグジーなどの共有スペースを設置する案だったのですが、最終的には個々のプライバシーを重視して専用テラスを設置する形に変更しました。

さすがに住宅街のど真ん中の屋上でバーベキューやジャグジーに入ると近隣の方々にご迷惑をおかけしてしまう恐れもありますし、コロナ禍によってお一人様での生活をサポートする流れを重視することにしました。いずれかはオープンエアなテラスを持つアパートメントも建ててみたい気はしますが…

目指すは湘南のアイコン

今回のプロジェクトでもう一つ大切にしたかったのは、この湘南という土地にふさわしいスタイリッシュなデザインでした。

一般的にアパートは「収益物件」と呼ばれ、土地を持っている人が効率よく収益をあげるためにコストをおさえて必要最低限のスペックで建設するパターンが多いのが実情です。当然ながら設計にかかるデザインの費用も抑える必要があるので、特徴のない量産型のいわゆる「アパート」になってしまいます。

しかし、弊社のミッションは「上質な暮らしを提案する」ことであり、むしろこの湘南でアイコンになるような美しいデザインの住戸を建築したいという強い思いがありました。その思いをかなえてくれたのが、ZIRITZの佐々木祐治(Yuji Sasaki)さんというデザイナーです。

佐々木さんは横浜市で「Garden Wall House #2」と呼ばれるプロジェクトを手掛けた実績があり、自然環境に溶け込む見事な木造建築を設計できるアーキテクトです。

「湘南の海と空を感じることができて周辺環境とも親和性が高く、そこに住む人がステータスを感じられるような建物を建てる。そしていずれはこの地区のアイコンとして人々にも知られるようになってほしい」という思いで意気投合し、全てのデザインを佐々木さんに一任することにしました。

佐々木さんのプロジェクト

つづく

The Terrace 湘南辻堂ホームページ https://mandfplanning.com/

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